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りんごペースト20191012

りんごペースト(2019/10/12)

りんごペースト(=りんごジャム)を作ろう!(所要時間1時間半~2時間目安)

今回ご紹介するのは、りんごペーストのレシピです。
皮も丸ごと使うので、鮮やかな紅色が綺麗なペーストができます。
爽やかな甘酸っぱさがあり、市販のりんごジャムやペーストとは、良い意味でまるで別物の仕上がりに驚くかもしれません。

このレシピの最大のポイントは・・・

  • レモン果汁をたっぷり使う!
  • 砂糖を減らしてハチミツを増やす!
    の2点です。

それではレシピを見て参りましょう!

レシピギャラリー

材料

材料 分量
2個
りんご 3個(約570g)
はちみつ 200g
砂糖 96g
レモン果汁 40ml
びん(ペースト保存用) 750cc以上のものがオススメ

りんご重量に対するはちみつ、砂糖の重さは以下のような比率で計算しています。

  • はちみつ
    • リンゴ重量 × 35% = 570 × 0.35 = 199.5g ≒ 200g
  • 砂糖
    • リンゴ重要 × 15% = 570 × 0.15 = 95.5g ≒ 96g

調理工程

りんごを切る

スーパーで買ってきたリンゴ3個を水洗いし、キッチンペーパーで皮を丁寧に拭いて、ツヤツヤにしておきます。

りんごペースト20191012_リンゴを洗ってツヤツヤに磨く
 
 
りんごを切っていきます。
まずは、縦に4つに切って、芯を取り除きます。
大事なことですが、皮つきのまま切っていきます。
このりんごの皮が、後で鮮やかな紅色を演出してくれるのです!

りんごペースト20191012
 
 

ジューサーにかけてペーストにするので、小さく切っておきましょう。
私の場合は、以下の写真のように1cm幅ぐらいに切って行きました。切り方はお好みでどうぞ。

りんごペースト20191012

りんごをペーストにする

切ったりんごをジューサーにセットする

先ほどの工程で小さく切ったりんごをジューサーにセットします。
一度に全部は入らないので、ジューサーの容量に合わせた量を入れてください。
私の場合は、2回に分けて入れました。

また、忘れずにジューサーに水を入れましょう!
水を入れる水準は、ジューサーの仕様に従ってください。
私の場合は、家にあるジューサーの説明書に従い、600mlのライン付近まで水を入れました。

りんごペースト20191012_りんごをジューサーに入れる

ジューサー・スイッチオン!

ジューサーのスイッチを押します。
30秒もあれば十分です。
このようにペースト状になります。
りんごペースト20191012_あっという間にペーストに

ペーストをフライパンへ

りんごと水をペースト化したものをフライパンに注ぎます。
ジューサー2配分のペーストを収めるだけの容量があるフライパンを使ってください。
私の場合は、直径26cmのフライパンを使いました。
以下の写真は、ジューサー2配分のりんごペーストを入れた後のものです。

りんごペースト20191012-フライパンへおさめる

砂糖を加える

デジタルはかりを使って、砂糖を96gはかり取ります。
以下の写真ですが、私の手元が少し狂って、ちょっとだけ多く砂糖が入ってしまいました。。。ご容赦ください。

りんごペースト20191012-砂糖

はちみつを加える

続けてはちみつを約200gはかり取ります。
今回ですが、固まっていたはちみつがあったので、これをレンジで温めて使うことにしました。

かちかちのはちみつをお皿に乗せてレンジにおさめる

写真のように、水平にしても液が流れないほど固まっているはちみつを、お皿に乗せてレンジに収めます。

りんごペースト20191012_固まったはちみつをレンジにセット

200wでじっくり加熱

通常使う500wや600wでは、加熱コントロールが難しいので、200w を使います。
加熱時間は、はちみつの量によって変わります。
私の場合は、1分30秒加熱してから、はちみつの状態を見ながら10秒単位で追加加熱をしました。
りんごペースト20191012_200wでじっくりはちみつを加熱

さらさらのはちみつ復活!

200wでじっくりと温めることで、先ほどまでカチカチだったはちみつが、このようにサラサラになりました!
りんごペースト20191012_サラサラのはちみつが復活!

はちみつを約200gはかり取る&フライパンへ投入

サラサラになったはちみつを、デジタルはかりを使って約200gはかり取ります。
そしてフライパンにあるりんごペーストの中に投入します。

りんごペースト20191012

レモン果汁を加える

レモン果汁をデジタルはかりで約40gはかり取ります。
今回は、ポッカレモン果汁を使いました。
お近くのスーパーで手に入るレモン果汁で十分です。

りんごペースト20191012

りんごペーストを煮詰める

材料を全て投入したら、いよいよリンゴペーストを煮詰めていきます。
煮詰める際のポイントですが・・・

  • 基本弱火で加熱
    です!
    弱火でじっくりと丁寧に、りんごペーストの水分を飛ばし、煮詰めていきます。

序盤:アクをすくいながら加熱

加熱して、りんごペーストが泡立つようになると、少しずつアク(白い泡の固まり)が浮いてきます。
おたまやスプーンを使って、時々すくいとって取り除きましょう。

りんごペースト20191012_浮いてくるアクをすくいとる

 上の写真を見ると、白い泡の筋が浮かんで見えます。これがアクです。
 アクといっても特に苦いわけではなく、普通に甘いです。
 ただ食感は、ちょっとモサモサしているかもしれませんね。

ペーストに色が付いてくる

時々アクを取り除きながら煮詰めてゆくと、次第にペーストの色が濃くなってきます。
下の写真のように紅色が段々と強く出てきます。
自然な甘さを感じさせる良い香りが立ち込めてきます。
りんごペースト20191012_徐々に紅色がついてくる

耳たぶぐらいの固さになったら完成!

水分が飛んでゆくと、次第にペーストがサラサラの状態から、固さを持つようになります。
スプーンなどで感触を確かめてみましょう。
十分に水分が飛ぶと、スプーンでペーストをすくい取ってもペーストの形が崩れず、こんもりとしたボリュームを保つようになります。一つの目安になさってください。

下の写真は、仕上がった状態のものです。
りんごペースト20191012_仕上がり!

粗熱を取って、ビンに収納!

火を止めて、粗熱を取ります。
粗熱が取れたら、びんの中にりんごペーストを収めます。
私が使ったのは、NITORIで買ってきたものです。
500cc容量だと入りきらず、750cc容量のびんで、ほどよい余裕を持って収まるといったところです。
一つの目安になさってください。
りんごペースト20191012_びんに収納!

りんごペーストの使い方

甘酸っぱくてさっぱりしたペーストです。
甘ったるくて胸やけすることは無いでしょう。

  • 焼いたパンにつけても良し!
  • ヨーグルトに加えて良し!
  • 紅茶に入れて良し!

さらにお菓子作りでも活躍します。

りんごペーストを使ったレシピのご紹介!

以下のエントリで、りんごペーストを使ったレシピを掲載しています。
ぜひこちらもご参照ください!

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