りんごペースト(=りんごジャム)を作ろう!(所要時間1時間半~2時間目安)
今回ご紹介するのは、りんごペーストのレシピです。
皮も丸ごと使うので、鮮やかな紅色が綺麗なペーストができます。
爽やかな甘酸っぱさがあり、市販のりんごジャムやペーストとは、良い意味でまるで別物の仕上がりに驚くかもしれません。
このレシピの最大のポイントは・・・
- レモン果汁をたっぷり使う!
- 砂糖を減らしてハチミツを増やす!
の2点です。
それではレシピを見て参りましょう!
レシピギャラリー
材料
材料 | 分量 |
---|---|
卵 | 2個 |
りんご | 3個(約570g) |
はちみつ | 200g |
砂糖 | 96g |
レモン果汁 | 40ml |
びん(ペースト保存用) | 750cc以上のものがオススメ |
りんご重量に対するはちみつ、砂糖の重さは以下のような比率で計算しています。
- はちみつ
- リンゴ重量 × 35% = 570 × 0.35 = 199.5g ≒ 200g
- 砂糖
- リンゴ重要 × 15% = 570 × 0.15 = 95.5g ≒ 96g
調理工程
りんごを切る
スーパーで買ってきたリンゴ3個を水洗いし、キッチンペーパーで皮を丁寧に拭いて、ツヤツヤにしておきます。
りんごを切っていきます。
まずは、縦に4つに切って、芯を取り除きます。
大事なことですが、皮つきのまま切っていきます。
このりんごの皮が、後で鮮やかな紅色を演出してくれるのです!
ジューサーにかけてペーストにするので、小さく切っておきましょう。
私の場合は、以下の写真のように1cm幅ぐらいに切って行きました。切り方はお好みでどうぞ。
りんごをペーストにする
切ったりんごをジューサーにセットする
先ほどの工程で小さく切ったりんごをジューサーにセットします。
一度に全部は入らないので、ジューサーの容量に合わせた量を入れてください。
私の場合は、2回に分けて入れました。
また、忘れずにジューサーに水を入れましょう!
水を入れる水準は、ジューサーの仕様に従ってください。
私の場合は、家にあるジューサーの説明書に従い、600mlのライン付近まで水を入れました。
ジューサー・スイッチオン!
ジューサーのスイッチを押します。
30秒もあれば十分です。
このようにペースト状になります。
ペーストをフライパンへ
りんごと水をペースト化したものをフライパンに注ぎます。
ジューサー2配分のペーストを収めるだけの容量があるフライパンを使ってください。
私の場合は、直径26cmのフライパンを使いました。
以下の写真は、ジューサー2配分のりんごペーストを入れた後のものです。
砂糖を加える
デジタルはかりを使って、砂糖を96gはかり取ります。
以下の写真ですが、私の手元が少し狂って、ちょっとだけ多く砂糖が入ってしまいました。。。ご容赦ください。
はちみつを加える
続けてはちみつを約200gはかり取ります。
今回ですが、固まっていたはちみつがあったので、これをレンジで温めて使うことにしました。
かちかちのはちみつをお皿に乗せてレンジにおさめる
写真のように、水平にしても液が流れないほど固まっているはちみつを、お皿に乗せてレンジに収めます。
200wでじっくり加熱
通常使う500wや600wでは、加熱コントロールが難しいので、200w を使います。
加熱時間は、はちみつの量によって変わります。
私の場合は、1分30秒加熱してから、はちみつの状態を見ながら10秒単位で追加加熱をしました。
さらさらのはちみつ復活!
200wでじっくりと温めることで、先ほどまでカチカチだったはちみつが、このようにサラサラになりました!
はちみつを約200gはかり取る&フライパンへ投入
サラサラになったはちみつを、デジタルはかりを使って約200gはかり取ります。
そしてフライパンにあるりんごペーストの中に投入します。
レモン果汁を加える
レモン果汁をデジタルはかりで約40gはかり取ります。
今回は、ポッカレモン果汁を使いました。
お近くのスーパーで手に入るレモン果汁で十分です。
りんごペーストを煮詰める
材料を全て投入したら、いよいよリンゴペーストを煮詰めていきます。
煮詰める際のポイントですが・・・
- 基本弱火で加熱
です!
弱火でじっくりと丁寧に、りんごペーストの水分を飛ばし、煮詰めていきます。
序盤:アクをすくいながら加熱
加熱して、りんごペーストが泡立つようになると、少しずつアク(白い泡の固まり)が浮いてきます。
おたまやスプーンを使って、時々すくいとって取り除きましょう。
上の写真を見ると、白い泡の筋が浮かんで見えます。これがアクです。
アクといっても特に苦いわけではなく、普通に甘いです。
ただ食感は、ちょっとモサモサしているかもしれませんね。
ペーストに色が付いてくる
時々アクを取り除きながら煮詰めてゆくと、次第にペーストの色が濃くなってきます。
下の写真のように紅色が段々と強く出てきます。
自然な甘さを感じさせる良い香りが立ち込めてきます。
耳たぶぐらいの固さになったら完成!
水分が飛んでゆくと、次第にペーストがサラサラの状態から、固さを持つようになります。
スプーンなどで感触を確かめてみましょう。
十分に水分が飛ぶと、スプーンでペーストをすくい取ってもペーストの形が崩れず、こんもりとしたボリュームを保つようになります。一つの目安になさってください。
下の写真は、仕上がった状態のものです。
粗熱を取って、ビンに収納!
火を止めて、粗熱を取ります。
粗熱が取れたら、びんの中にりんごペーストを収めます。
私が使ったのは、NITORIで買ってきたものです。
500cc容量だと入りきらず、750cc容量のびんで、ほどよい余裕を持って収まるといったところです。
一つの目安になさってください。
りんごペーストの使い方
甘酸っぱくてさっぱりしたペーストです。
甘ったるくて胸やけすることは無いでしょう。
- 焼いたパンにつけても良し!
- ヨーグルトに加えて良し!
- 紅茶に入れて良し!
さらにお菓子作りでも活躍します。
りんごペーストを使ったレシピのご紹介!
以下のエントリで、りんごペーストを使ったレシピを掲載しています。
ぜひこちらもご参照ください!
アップルシナモンパウンドを作る!(時間目安:材料仕込む1時間+焼く約40分) このエントリでは、先日(2019/11/04)に取り組んだアップルシナモンパウンドケーキのレシピ(以降、本レシピと称します)をお届けします。 レシピギャラリー [[…]