最近2週間の死亡者数パターン・欧米の感染爆発直前期と重なる
日本の新型コロナ死者数の最近2週間のパターンと酷似している欧米の時期を探したところ、いずれも感染爆発直前の時期に当てはまる可能性が出てきました。
感染拡大で先行する欧米のパターンをなぞるとすれば、今、日本は感染爆発の直前にいることになります。
感染爆発で悲惨なことになっている欧米も1カ月前は、今の日本と同じかそれ以下の死亡率でした。(※人口100万人あたりの死亡者数)
それが3月下旬ごろを境目に、突然死者数が爆発的に増加するフェーズに突入したことは記憶に新しいかと思います。
まずは、以下のチャートをご覧ください。
死亡者数パターン比較チャート
日本の最近2週間(2020/03/29~2020/04/11)の死亡者数の推移と、パターンが類似している時期を探しました。
その結果、以下ご覧になるとお分かりになるように、いずれも感染爆発の直前期に重なる可能性が分かりました。
日本は感染爆発フェーズに突入するのか
状況的に見て、感染爆発フェーズに突き進んでいる可能性が高いです。
陽性患者数が急激に増えていることから、若干の時間差を伴って、死亡者数も急激に増えるものと考えられます。
医療現場のキャパシティを越える患者が押し寄せれば、医療体制の維持が不能となり、死亡率は現状よりも格段に高くなる可能性があります。
この予想が外れることを願います。